※当ページのリンクには広告が含まれています。
「韓国語初心者だけど、勉強って何から始めればいいの?」
「初心者が韓国語を勉強する方法が知りたい!」
「韓国語を勉強し始めたい!」と思った人は、何から始めればいいのか、初心者がやるべき勉強法は何なのか気になりますよね。

韓国語(ハングル)ってまったく未知の世界ですよね。
私も始めたての頃はどうすればいいのか迷ってました。
この記事では韓国語初心者の人向けに、韓国語勉強歴4年半&TOPIK6級の私が、勉強法を紹介します。
私は20代後半で社会人として仕事をしながら、韓国語を始めて4年ほどでTOPIK6級(最高級)レベルまで実力を伸ばしました。
ぜひ記事の勉強法をマネして、韓国語の実力を伸ばしてくださいね。
【独学】韓国語初心者は何から始めるべき?勉強法5つ
韓国語初心者はまずハングルの仕組みを覚えてから、基礎的な文法や単語、発音方法などを覚えていきましょう。
私が実際にやっていた初心者がやるべき勉強法を5つに分けて紹介します。
- ハングルの勉強
- 単語の勉強
- 文法・表現の勉強
- 動画を見る
- 韓国人と話す

私は飽きっぽい方なので、ハングルを勉強した後はいろんな勉強を並行してやっていました。
なので、目移りしちゃうタイプのひとには特に参考になるかなと!
ハングルの勉強
まず最初に、ハングルの勉強を始めました。ハングルを覚えた順序は以下の通りです。
- ハングルの仕組みを覚える
- 基本母音を覚える
- 子音を覚える
- 複合母音を覚える
ただ、私は子音を覚えてる途中で断念しました。なので、ハングルの仕組みと基本母音だけ覚えて単語・文法の勉強に移っています。
「文字を覚えなくていいの?」と思ったかもしれませんが、ハングルの勉強は単純な暗記作業。なので正直言って、つまらないんですよね…。

私は全部ハングルを覚えきる前に、確実に飽きると思いました(笑)
ハングルを完全に覚えてない状態で最初は少し苦労しましたが、今では思い切って単語の勉強に進んでよかったなと思います。
とはいえ、私もハングルを覚える努力をしてはいたので、私が飽きずにできたハングルの子音と母音を覚える勉強法を2つ紹介します。
なお、ハングルの覚え方は以下の記事にくわしく書いているので、ハングル覚えられなくて苦戦しているひとは、ぜひチェックしてください。

一つ目は、知っている言葉で覚える方法です。ここでは知っている言葉=推しの名前で紹介します。
韓国語を勉強しているひとは、アイドルや俳優など推しがいる人が多いのではないでしょうか。また、推しがいなくても食べ物やドラマのタイトルなど知っている韓国語はいくつかあるはず!
知っている言葉を韓国語で表記した時にどう書くのかで覚えると、子音が覚えやすいです。なぜなら、すでに読み方が分かっているからです。例えばBTSのメンバーだったら、韓国語表記は以下の通り。
- 김남준(キムナムジュン)※「RM」は韓国語表記しないので割愛
- 김석진/진(キムソクジン/ジン)
- 민윤기/슈가(ミンユンギ/シュガ)
- 정호석/제이홉(チョンホソク/ジェイホープ)
- 박지민/지민(パクジミン/ジミン)
- 김태형/뷔(キムテヒョン/ヴィ)
- 전정국/정국(チョンジョングク/ジョングク)

なんと、BTSのメンバーだけで基本的な子音(平音)9個のうち7個はカバーしてます!
推しの名前をハングルで書けるように練習すると、暗記感がなくハングルを自然に覚えていけます。
母音は、同じ「オ」や「ウ」でも韓国では違う読みとされている母音もあるので、細かいところまでは覚えられませんが、どのハングルがどんな音を表すか大体覚えるだけでもOKです。
メンバー全員覚えるのが難しかったり、そもそも俳優やソロの歌手など1人しか推しがいなかったりする場合も、1人分覚えるだけでいくつかハングルを覚えられるのは強いです。ぜひやってみてください。
私がやっていたハングルを覚える勉強法の2つ目は、歌詞で覚える方法です。
どうやるのかというと、韓国語の曲を聞くときに歌詞を見ながら曲を聴いて、行が変わる前に次はどんな音で始まるのか予想をしながら聴くんです。
例えば以下の画像はSEVENTEENのHOTという曲の冒頭部分の歌詞です。曲を聴きながら次の歌詞の始まりは何と読むのか予想し、曲を聴きながら答え合わせします。

毎行やるのは大変なので、数行おきに同じことを繰り返します。速いと聞き逃しや正解がよくわからない場合もあるため、テンポがゆっくりな曲でやるのがおすすめです。でも、楽しさ優先で好きな曲でやってもいいと思います。
自分が予想した読み方が正解かどうかわからない場合や、明らかに間違っているけど正解がわからない場合は、深追いせず次の文字でどんどん試していきましょう。

かなりトリッキーな勉強法だと思うんですが、私は楽しみながらできました!
仕事の休み時間や通勤電車の中では、夢中でこの勉強をやってましたね。
単語の勉強
ハングルの仕組みや基本母音、子音をある程度覚えてから始めたのは、単語の勉強です。
私はいきなりザ・単語帳から始めると飽きてしまうのではと思ったので、評判の高い「イラストで覚えるhime式たのしい韓国語単語帳」を初めての単語帳として選びました。
この本の面白いところは、何といっても語呂合わせとイラストで覚えられるところ。1ページに1単語なので量は覚えられませんが、楽しく続けられました。
ただ1つデメリットを挙げると、語呂合わせという特性上、韓国語の母音が覚えづらい面があります。例えば、싸우다(喧嘩する)という単語の場合、スペルが싸우다なのか싸으다なのか覚えづらいといった感じです。

ただ、それを差し引いても初心者向けの一冊としてはおすすめの単語帳ですね。
「単語の勉強は飽きそう…」というかたはぜひ!

ブルーの単語帳が終わったら、シリーズのもう一冊の「イラストで覚えるhime式もっとたのしい韓国語単語帳」を購入しました。

その後はhanaの単語帳のハン検3級用を購入し、本格的に単語を覚え始めました。一応ハン検4・5級用も購入したのですが、知っている単語がほとんどだったので、買わなくてもいいと思います。

より完璧にしたい人は一応4・5級も買って読んでおくといいかなと。


他にも初心者におすすめの韓国語単語帳が知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてください!

文法・表現の勉強
単語の勉強とほぼ同時に始めたのが、文法や表現です。文章を組み立てできるようになるには、文法や表現の勉強は必須です。
とはいえ、韓国語は日本語とかなり文法が似ているので、一度覚えてしまえばそんなに難しくありません。
私が使っていたのは、評判の高い「できる韓国語シリーズ」です。初級の1・2をしっかりやりこむだけで韓国語の基礎的な力はほぼ身につくといってもいいと思います。


できる韓国語は、中級者になった今でもたまに読み返すくらいわかりやすいテキストです。
「できる韓国語初級1」を使ったくわしい勉強方法やレビューは以下の記事にまとめているので、ぜひこちらの記事もチェックしてください。

動画を見る
韓国語の動画を見て、リスニング力を鍛えました。
最初は全く聞き取れないと思いますが、動画を見ることで自然とネイティブのスピードやイントネーションに慣れていきます。
私はK-POPアイドルのYouTube番組を主に見ていましたが、ドラマやVLOGなどもいいと思います。
しかし、ただ単に動画を楽しむのではなく、まずは「知っている単語や文法が出てくるか」を意識しながら動画を見てみましょう。
知っている単語や文法が出てくると、復習になるので記憶に定着します。また、会話での使い方やニュアンスもつかめるので、知識としてではなく生きた韓国語が身につくんです。
私が韓国語を耳にした時に感覚で分かる状態になったのは、意識しながら動画を見ていたからだと身をもって感じています。

動画を楽しむ時間が勉強にもなる…一石二鳥ですよね!
韓国人と話す
私は「韓国語で話せるようになりたい!」と思ったので、韓国人と話す場も積極的に設けていました。
やっぱり韓国語に限らず言語の習得するには、話すのが一番です。
私は韓国語を始めてから3~4ヶ月ほどで、HelloTalkというアプリで知り合った韓国人と会いました。必死に覚えたての韓国語で話したのですが、全く通じませんでした。

今では笑い話ですが「え、今の韓国語だったの?」なんて言われてかなりショックでした(笑)
発音だけは独学で正しく直すのは効率が悪いので、ネイティブに直してもらうのがおすすめです。韓国人の友達がいればカフェなどで教えてもらいましょう。
韓国人の知り合いがいない場合は、レッスンを受けて先生から指導を受けましょう。
韓国語を早く上達させるために気を付けること
韓国語を早く上達させるために私が気を付けていたことを3つ紹介します。
- 1種類の勉強だけをやり続けない
- 様々な刺激を取り入れる
- 復習する

初心者だからこそ、ぜひこのポイントに気を付けてほしいです!
1種類の勉強だけをやり続けない
まずひとつめは、「読み・書き・話し・聞き」のうち特定の勉強だけをやり続けないことです。その理由は、やった能力だけが伸びてしまい、ほかの力が身につかないからです。
言語は「読み・書き・話し・聞き」の4つの能力に分かれています。以下の図のように、基本的な文法や単語などの基礎知識を土台として、それぞれの能力がバラバラに伸びていきます。

もちろん韓国語の読み書きだけができればいい人は、スピーキングとリスニングに関わる勉強はしなくても構いませんが、ほとんどの人は「読み・書き・話し・聞き」すべての能力を伸ばしたいはずです。
まず知識をつけてから会話しようとする人も多いですが、いくら読み書きの知識をつけても、スピーキングのスキルが伸びるわけではないので会話はできるようになりません。
全く喋れない状態でも喋る機会を作ったりレッスンを受けて喋るようにしたりなど、初心者のうちから「読み・書き・話し・聞き」をバランスよく勉強しましょう。

言語はアウトプットが大事とも言われます。
勉強してインプットをするだけでなく、喋る機会を設けたり日記を書いたりしてアウトプットを増やしてくださいね!
様々な刺激を取り入れる
主に単語の勉強ですが、韓国語を勉強する時はさまざまな刺激を取り入れるようにしましょう。その方が記憶に定着しやすいからです。
例えば私は単語を勉強する時には、以下のように行っています。
- 発音しながら単語を書き取り
- 単語帳の音声を聞き、正しい発音や使い方を理解してからマネして発音
- 自分で単語を使って文章を作ってみる
こうやって勉強すると「喋る、書く、見る、聞く」の4つの刺激を使っているので、ただ書き続けたり読み上げたりするだけの方法より記憶しやすくなります。

ちょっと時間はかかりますが、覚えられる確率が高くなります。
ぜひ単語ひとつひとつを丁寧に覚えてくださいね!
復習する
韓国語の文法や単語、表現は何度も復習しましょう。
「もう覚えた!」と思った単語や文法でも、自分の中でいつのまにか知識が変わってしまい、間違えたまま覚えているケースは多々あります。また、長く使わないものは脳が不要だと判断して忘れてしまうので、復習が必要です。
前日に勉強した文法や単語を書けるか、読んで意味が分かるかを翌日にテストしましょう。間違えてしまった場合は復習して、またテストをします。
私は単語の復習に「WordHolic」という単語帳を自作できる無料アプリを使っていました。
前日に勉強した単語の写真を撮っておいて、翌朝の通勤時間に自分専用の単語帳を作ります。単語帳を作るときは写真の韓国語だけを見て和訳を考えながら単語帳を作っていたので、単語帳を作る時間が復習の時間になるんです。
こんな感じでフォルダ分けができるのでレベルごとにフォルダ分けして使っていました。

各レベルのフォルダの中に「覚えた」フォルダを作るのがおすすめです。何回かテストして「完璧に覚えた!」と思えたら、覚えたフォルダの中に単語を入れれば記憶済みと未記憶の単語を整理できます。

移動中や仕事の休憩中にもすぐ単語テストができ、日本語⇒韓国語、韓国語⇒日本語のテストもできるのでとっても便利で、重宝していたアプリです。

基本無料で使えますが、有料版だと広告なしでストレスがありません。
私は試験近くに課金して、広告なしにしていました。
まとめ|様々な方法で韓国語の勉強を進めよう
韓国語初心者が行うべき勉強法や、何から始めるべきかを紹介しました。
まずはハングルの基本から勉強し、その後に基礎文法や単語などの基礎的な知識を学んでいきましょう。
勉強する際はしっかり覚えるためにも、書いたり声に出したりして勉強を進めてくださいね。
また、一つのスキルだけを伸ばすのではなく、まんべんなく勉強するのがポイントです。

ぜひ私の勉強方法をマネして、韓国語の勉強を進めてくださいね。