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「韓国ドラマでよく出てくる韓国語「アラッソ」ってどんな意味?」
「韓国語の会話で「アラッソ」をスムーズに使ってみたい!」
韓国ドラマを見ていると、”アラッソ”という韓国語をよく聞きますよね。
結論からいうと、“アラッソ”は韓国語で「わかった」という意味。しかし、韓国語では「わかった」を表現する言い方が他にもいろいろあるんです。
この記事では、韓国語歴4年の私が”アラッソ”のハングル表記や使い方、そして”アラッチ”など「わかった」の他の表現方法もご紹介します。
表現方法の違いを知れば、韓国語のレベルがぐんとアップすること間違いなし!
韓国語を学び始めたばかりの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
韓国語「アラッソ」は「わかった」という意味!
韓国語で「アラッソ」は「わかった」「知った」という意味で、ハングルでの書き方は「알았어」です。
そのため、以下のように文脈によっては「知った」と訳す方が適切な場合があります。
처음 알았어!(初めて知った!)
英語のknowと同じで、知る・わかるが1つの単語なんです。
アラッソの活用一覧
알았어(アラッソ)の活用一覧を紹介します。
알았어(アラッソ)の原形は「알다」(アlダ)です。「알다」(アlダ)に過去形を表す「~ㅆ어」がついて、「알았어」(アラッソ)「わかった」と過去形になります。
なので、正確には「알다」(アlダ)の活用です。
活用やハングルの表記、発音は以下の通りです。
ハングル | 活用 | 意味 | 発音 |
---|---|---|---|
알다 | 原形 | わかる/知る | アlダ |
알아요 | 現在形(요体) | わかります/知ってます | アラヨ |
압니다 | 現在形(ㅂ니다体) | わかります/知ってます | アmニダ |
알아 | 現在形(パンマル) | わかる/知ってる | アラ |
알았어요 | 過去形(요体) | わかりました/知りました | アラッソヨ |
알았습니다 | 過去形(ㅂ니다体) | わかりました/知りました | アラッスmニダ |
알았어 | 過去形(パンマル) | わかった/知った | アラッソ |
알겠어요 | 未来形(요体) | 承知しました | アlゲッソヨ |
알겠습니다 | 未来形(ㅂ니다体) | 承知しました | アlゲッスmニダ |
알겠어 | 未来形(パンマル) | わかった/了解 | アlゲッソ |
表を見ればわかる通り、알았어はパンマル(タメ語)なので、目上の人には使わないようにしましょう。
パンマルは友達や兄弟など、仲のいい間柄で使う言葉です。
알았어(アラッソ)と알았다(アラッタ)の違いは何?
알았어と알았다は、日本語に訳すとどちらも「わかった」ですが、ニュアンスの違いがあります。
알았어(アラッソ)はしゃべり言葉としてやわらかい印象で、例文を見ると会話している感が伝わると思います。
【例文】
그 사람이 연예인이라고 바로 아랐어.(その人が芸能人だとすぐわかったよ。)
알았다(アラッタ)は原形の過去時制なので、誰かに話す言葉としてはそっけない印象を受けます。独り言をいう時や日記、報告書などを書くときに使うことが多いです。同じ意味の例文でも、印象が全然違いますよね。
【例文】
그 사람이 연예인이라고 바로 아랐다.(その人が芸能人だとすぐわかった。)
誰かに「わかった」と伝えたい時は알았어、日記や独り言など相手がいないものは아랐다と覚えておきましょう!
韓国語で「わかった」の他の表現は?
韓国語で「알았어」(アラッソ)以外の「わかった」の表現を紹介します。
알겠어(アlゲッソ)
알겠어は알다の未来形です。直訳すると「わかりそう」ですが「了解」という意味で使われています。
「알았어」に比べて遠回しな言い方なので、やわらかく「わかった」と伝えられます。
【例文】
A:내일 역에서 봐~(明日駅で会おうね~)
B:알겠어~(了解~)
また、ビジネスシーンでは基本的に過去形の알았어요/알았습니다よりも、未来形の알겠어요/알겠습니다を使う方が丁寧です。
なお、알겠어と알았어は、親しい間柄では特にネイティブもあまり意識していないようです。
私は日本語で「了解~」というタイミングで”알겠어”と言ってます。
알았지(アラッチ)
알았지(アラッチ)は、「わかったでしょ」、「(当然)わかった」という意味です。
알았어(アラッソ)と比べると、「当然わかる」というニュアンスが含まれます。
なので、「○○がわかった?」と聞かれたときに「알았지.」と答えると「(聞かれるまでもなく)分かったよ。」と答えられるんです。例文を紹介します。
A:그럼 그 남자가 범인이라고 한눈에 알았어?(じゃあその男が犯人だって一目でわかったの?)
B:당연히 알았지.거동이 수상했거든.(もちろんわかったよ。挙動がおかしかったんだよ。)
本当に微妙な差なので、알았어(アラッソ)でも全く違和感はありません!
また「分かった?」と確認するときに、”알았어?”(アラッソ?)ではなく”알았지?”(アラッチ?)と聞くと「わかったよね?」と訳されます。
“알았어?”よりも同意を求めるようなニュアンスや、相手が理解したことを前提で一応確認するニュアンスになります。
【例文】
지금 내가 설명한 게 뭔지 알았어?(今私が説明したことが何かわかった?)
⇒話し手は、相手が本当にわかったかどうか確認したい
지금 내가 설명한 게 뭔지 알았지?(今私が説明したことが何かわかったよね?)
⇒話し手は、相手がわかったと思うけど一応確認する
「알았지?」を敬語にしたい時は「알았죠?」(アラッチョ?)もしくは「알았지요?」(アラッチヨ?)と聞けばOKです。
「알았죠?」は「알았지요?」の省略形です。
少し言葉をやわらかくしたい場合は、未来形の「알겠지?」(アlゲッチ?)もしくは「알겠죠?」(アlゲッチョ?)と聞けば、きつくなりにくいです。
이해했어(イヘヘッソ)
「이해했어」は「理解した」という意味の韓国語です。漢字由来の言葉なので、韓国固有の言葉である「알았어」よりかたいイメージがあります。
たとえば、何かを説明してもらってそれを理解できたときに”이해했어”といえば「理解したよ」と伝えられます。
「알겠어」のように「이해하겠어」とは言わないので、注意しましょう。文法としては間違っていませんが、違和感があります。
日本語の「わかった」「理解した」と同じ関係性の言葉だと思って問題ありません。
알았어に比べると使えるシーンはすくなめですね。
まとめ|韓国語”アラッソ”はわかったという意味!
韓国語の”アラッソ”の意味や他の表現を紹介しました。微妙なニュアンスのものもありましたが、使ううちに何となくニュアンスの違いや使う場面が分かってくると思います。
習うより慣れろですね。
たくさん使って、ぜひ”알았어”(アラッソ)や他の表現も身につけてくださいね。
- 韓国語の”알았어”(アラッソ)は分かったという意味
- “알았어”よりも未来形の”알겠어”の方が丁寧
- “알았지?”(アラッチ)はわかったか確認したい時につかう言葉