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「テキスト『できる韓国語初級1』ってどうなの?実際に使った感想は?」
「できる韓国語初級1の口コミが知りたい!」
韓国語テキストの中でもおすすめされることの多い「できる韓国語」シリーズ。1冊2,000円以上するので、「買う前に口コミをたしかめたい!」という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、韓国語学習歴4年半&TOPIK6級の私が「できる韓国語」シリーズのテキストはどうなのか、正直レビューします。

私は初心者のころから「できる韓国語」のテキストで勉強してきました。
その経験をふまえて、いい点・悪い点どちらも紹介しますよ!
「できる韓国語」で勉強しようか迷っている方はぜひ参考にしてください!
「できる韓国語」ってどんな本?

「できる韓国語」は「新大久保語学院」という韓国語スクールが発行しているシリーズのテキストで、以下の4つのレベルに分かれています。
- 初級1
- 初級2
- 中級1
- 中級2
内容は20~25課ほどに分かれており、レベルによっていくつに分かれているかは異なります。
左側に韓国語の文章や会話文が載っていて、関連する単語や文法、発音方法などが右側に載っています。次のページにはくわしい文法や練習問題、簡単なワークがある構成です。



レベルによって内容は変わりますが、基本的にはこんな感じの構成です。
学生時代の英語の教科書をイメージするとわかりやすいかなと。
私が載せた画像にはぼかしを入れていますが、「できる韓国語初級2」のAmazonページでは、ぼかしなしのサンプルが見られます。テキストのくわしい構成が気になるひとはぜひ見てみてください。
【口コミ】できる韓国語はぶっちゃけどうなの?
「できる韓国語」のテキストを使った人の口コミを紹介します。

良し悪し関係なく紹介するので、どちらも読んで参考にしてくださいね!
いい口コミ
できる韓国語の初級I使ってるんですけどめっちゃわかりやすいです👍
— ぱいなっぷる (@pineapple__33) October 22, 2024
それにプラスしてDuolingoもしてます🥺
自分に合いそうな教材を本屋で探しに行くのもありだと思います🙆♀️
教科書、やっぱり王道なんだけど「できる韓国語」が良いと思う!わかりやすいし!!! pic.twitter.com/azM2djArzt
— mnm🪽 (@skzhyunlixthx) May 3, 2023
できる韓国語は、「わかりやすい」という声が多かったです。

自分が使ってよかったのでほかの人にもおすすめしている人が多く、人気がうかがえました。
今更何言ってるんだと思うけど、できる韓国語よいです👼いままでぼやんとしていたところがやっと少し埋まってきた感じ。何回も同じこと書かされるのも怠慢な私には合ってる
— モチこ@韓国語学習中 (@yoongijee_study) January 12, 2025
ぼんやりとしていた知識がはっきりとしたという声もありました。

今まで自分の中で曖昧になっていた部分をテキストではっきりさせれば、しっかり知識として定着しますよね。
悪い口コミ
できる韓国語は教科書形式でわかりやすい反面、講義での補足が前提で解説がほぼなかったり、教科書形式故に達成感があまりなくてマンネリ化してくる🤔
— ひなたぼっ子 (@mizu_no_soko_) January 22, 2024
達成感のなさがマンネリ化に繋がっているという声がありました。

よくも悪くもできる韓国語は「教科書」ですからね・・。
自分でどう継続の工夫をしていくかが重要かなと。
できる韓国語、めちゃくちゃいい教材だと思いながら、ところどころ痒いところに手が届かずぐぬぬ…ってなることがあるよね……
— ちろ (@ch_b_once) January 17, 2025
接続詞の使い分けとか、みんなどうやって勉強してるの……?
「できる韓国語」に細かい部分まで説明がなく、もどかしい思いをしている人の声です。

全てを説明しようと思うと、かなり本が分厚くなってしまいますからね・・。
本当に細かい部分は、実際の会話で身につけていくしかないのかなと思います。
【体験談】できる韓国語を使ってみた感想
私が実際に「できる韓国語」を使ってみて思ったのは、初心者にはおすすめの教材だということです。
ただ、完全無欠のテキストではないことも同時に感じました。

経験談もまじえつつ、私が「できる韓国語」を使ってみた感想を紹介しますよ!
「できる韓国語」のいい点
私が感じたできる韓国語のいい点は、以下の4つです。
できる韓国語は、まったくの韓国語初心者でもわかりやすいところがおすすめできるポイントです。
韓国語の基本を理解できるように設計されたテキストで、初級1はハングルの書き方や発音方法から始まり、日常会話でもよく出てくる表現を学べます。
私自身、韓国語文法がまったくわからない状態で「できる韓国語初級1」を始めましたが、このテキストで超初級文法の大部分を理解できました。課ごとにマスターすべき文法が決まっていて、その文法にフォーカスして覚えられるので、着実にレベルアップできました。

「この課ではこの表現を勉強する」というのが明確なのは、助かりました。
中級2までテキストがあるので、テキストを進めていけば中級レベルの文法までマスターできる点もうれしいポイントです。
日常的な会話や聞き取りができるようになるには、中級くらいまでの知識は必要です。
しかし、初心者向けの韓国語テキストはシリーズ化されていないものが多いので、途中から別のテキストに移ると知識が抜け漏れてしまうこともあります。
「できる韓国語」ならシリーズ化されているので、順番にやっていけば中級レベルまでの知識を網羅できるでしょう。
初級1・2までは無料の解説動画があるので、本だけで理解できるか不安なひとも学習が進めやすい点もメリットです。
無料の解説動画はこちらから見られます。初級1は条件なしに見られますが、初級2は会員登録(無料)をする必要があります。

これはもう、ほぼオンラインスクールといっても過言じゃないと思います。
できる韓国語シリーズを発行している「新大久保語学院」は、できる韓国語を教材としたオンラインレッスン「できる韓国語オンライン」を提供しています。
勉強し始めたはいいものの「よくわからない」「誰かに教えてほしい」と感じたら、有料ですがサポートを受けられるんです。
Skypeやzoomを使って韓国語の先生と1対1で話せるので、わからない部分を質問したり発音やイントネーションを確認・改善したりしたいときに便利です。
また、座学で勉強しているだけではなかなかしゃべれるようになりません。韓国語でスピーキングもできるようになりたいなら先生に習うのが一番の近道なので、早いうちにレッスンを受けておくのも選択肢でしょう。

私もしゃべれるようになるためにオンラインレッスンを受けていました。
やっぱり、発音はネイティブに直してもらうのが一番です。
「できる韓国語」の悪い点
私が感じた「できる韓国語」テキストの悪い点を紹介します。
テキストが単調なので、飽きやすい点がデメリットです。
白黒で文字が多いので、イラストが多いカラフルなテキストに比べるとむずかしく感じてしまい、勉強が続きにくくなる可能性があります。

イラストが全くないわけではないですが、見た目の楽しさはあまりないですね。
私は、新しい知識を身につけることをモチベーションにしていました。
できる韓国語では、勉強できる単語は限られています。それは、できる韓国語が文法を教えるテキストだからです。
語彙力をつけようと思うと、別の単語帳を用意して勉強する必要があります。
「できる韓国語」に対応した単語帳があるのでそれを使うと、テキストに合わせて効率よく勉強できます。
ただし、「できる韓国語」のテキストを使っているからと、単語帳も「できる韓国語」シリーズにする必要はありません。自分が楽しく勉強できそうなものや、使いやすそうなものを選ぶといいでしょう。

ちなみに私は、イラストで覚えるhime式のシリーズを使っていましたね。
初心者向けのおすすめ単語帳は記事「【初心者】韓国語の単語帳おすすめ5選!選び方や勉強方法も紹介」にまとめているので、こちらもぜひチェックしてください。

練習問題が少ないのも「できる韓国語」の欠点です。たくさん問題を解いて文法を覚えたい方にとっては物足りないかもしれません。
「できる韓国語」のテキスト自体、授業で使う教科書としての役割なので、これだけだと不足していると感じるひとも多いでしょう。ただ、どんなテキストでも練習問題が充実しているものはなかなかないと思います。
もっと問題を解いて知識を定着させたい場合は副教材のワークブックがあるのでそちらを使うと問題数の少なさをカバーできますよ。


ちなみに私は、テキストの練習問題を何度も解き直して文法を覚えました。
ワークブックは必ずしも持っていなくてもいいと個人的には思います。
「できる韓国語」には、一人だとできないワークがあります。例えば「自己紹介をしてみましょう」「〇〇について書いてみましょう」というワークです。

一人だと合っているのかすらわかりませんね・・。
韓国語を読めるようになりたいだけならともかく、しゃべれるようになりたい人は、ワークを行った方がいいでしょう。韓国人の友達や韓国語がしゃべれる友達が近くにいる場合は手伝ってもらってください。
もし「ワークをやってみたいけど聞いてくれる相手がいない…」という場合は「できる韓国語オンライン」を活用してレッスンを受けるとといいですよ。
「できる韓国語」シリーズを使った勉強法
私が実際にやっていた、できる韓国語を使って勉強する方法を紹介します。
- 文章を見ながら音声を聞く
- 文章を書き写して和訳する
- 和訳を答え合わせする
- 文法・単語を覚える
- 音声をマネしてみる
- 復習する
なお、用意するのは「できる韓国語」のテキストのみでOKで、副教材は不要です。

韓国語初心者さんはこの方法なら「できる韓国語」である程度の韓国語を習得できるはず。
ぜひマネしてみてください!
1.文章を見ながら音声を聞く
「できる韓国語」の文章を見ながら音声を聞きます。文章を見ながら音声を聞くことで、発音の確認をしてください。
音声に合わせて目で文字を追っていきましょう。初級1の音声はゆっくりめですが、早いと感じる場合はゆっくり再生できます。

リスニング力向上に役立ちます。
文字ごとにどんな発音をしているのか、徐々に身についてきますよ!
2.文章を書き写して和訳する
次に、テキストの文章を書き写してから、わかりそうな部分だけでいいので和訳してみます。以下の順番で行いましょう。
- 何も見ずに和訳
- その課の他のページを見て和訳
- ネットや辞書で単語を調べる
一度何も見ずに、今の実力で和訳してみます。
何も見ずに和訳できたら、次は他のページを見ながら和訳してみましょう。他のページにはその課で習う文法や単語が出てくるので、ある程度は和訳できるはずです。
それでもわからない単語や文法がある場合や、ネットや辞書で単語や文法のみを調べて和訳してみましょう。GoogleやLINEの翻訳機能で文章を丸ごと翻訳しては意味がないので、あくまでも単語や文法ごとに調べて自力で和訳しましょう。
どうしてもわからない場合は、無理に和訳しなくても大丈夫です。

正しいかどうかは関係なく、自力で和訳に挑戦することが重要です!
3.和訳を答え合わせする
次に、和訳の答え合わせをしましょう。テキスト別冊の巻末に和訳が載っているので、確認していきます。
答え合わせの時「この単語はこういう意味なんだ!」という発見や、「この文法ってこういうこと…?」という疑問が湧いてくると思います。疑問はネットで調べたり先生や韓国人の友達に聞いたりしてなるべく解消するようにしましょう。
ただ、調べてもよくわからない場合や調べ方が分からない場合、無理に疑問を解消しようとしなくてもOKです。韓国語の実力が伸びたら自然とわかるようになることも多々あります。

和訳をして新たな発見をしたり浮かんできた疑問を解消しようとしたりすることが大事です。
単に書き写すよりも濃い体験ができるので、知識の定着につながります!
4.文法・単語を覚える
和訳が終わったら、新しく知った文法や単語を正しく覚えます。具体的にはテキストに載ってる解説文を読んだり、練習問題を解いたりします。
和訳のフェーズでもう完全に覚えた!というひとは、ここはサラッとやればOKです。

私は文法やその意味を書き写した後にポイントだけを書いてまとめたり、自分で例文を作ったりしてました。
5.音声をマネしてみる
次に、音声をマネして読みます。一文ずつ音声のイントネーションや抑揚まで完全コピーするつもりで行いましょう。
「できる韓国語」の音声はゆっくりめに再生することもできるので、発音がわからなかったところはゆっくり聞いてみてください。
自分の声をスマホのボイスメモに録音して、音声と聴き比べて違いを直すのもおすすめです。

何度も練習すれば、リスニング力とスピーキング力があがりますよ!
6.復習する
この課は全てマスターした!と言えるくらいに何度も反復して復習します。ただ、同じ内容を連続で繰り返すのは飽きるし大変ですよね。
なので、一度テキストを終わらせてからもう一度やり直したり朝は復習して夜は先に進めて分けたりなど、飽きないように工夫しながら復習してみてください。

テキストが終わるころには、最初の内容が簡単に感じるようになってるはずです!
まとめ|できる韓国語はおすすめのテキスト!
「できる韓国語」の口コミやいい点・悪い点について、体験談をふまえて紹介しました。
単語の数や練習問題の数など、副教材でカバーしなければならないところもありますが、とてもわかりやすくていい教材です。

TOPIK6級を取った今でも初級のテキストを読み返すくらい、役に立っています。
「できる韓国語」が気になっている人は、ぜひ初級1からやってみてくださいね。